2015年夏アニメの雑感

 切らずに観てるものリスト。
 
Charlotte(9話まで)
 大変楽しんで観ている。
 基本的に主人公の内面からみた実感を前提に言行を評価していく立場を取っているので、あんまり唐突さとか説明不足な印象を覚えたことはないかな。強いて言えばやっぱり7話のゲーム〜DQN狩りあたりには少しロジックの歪みを(おそらく勝手に)感じる。
 
・ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(21話まで)
 最終決戦に入ったあたりから雑な印象はある。
 こうカツカツだとロブスターとかやってる場合じゃなかったのではって思ってしまうなあ。或いは面白そうなエピソードだけ拾っていくらでも続編作れるよう開放端にしておくって手でもよかったような。
 
のんのんびより りぴーと(7話まで)
 大変宜しい。
 ほたるんの弱さ/幼さとこまちゃんの強さ/優しさとなっつんの賢さ/優しさを過去の話の中で語ることにより、彼女らの魅力が語り直され、既に観終わった一期についても奥行きが加わる仕組みになっている。ほたるんはこまちゃんの格好良さに惚れ込んだのだし、なっつんの優しさは細やかな気配りに下支えされている―――といったように。そのような再発見の場において、ただひとりれんちょんだけは変わらない。
 
オーバーロード(8話まで)
 モモンガ様に萌える話。
 現代日本人が異世界に行くとすぐ政治や農業のシステムがプリミティブな世界で十全に機能するよう改革を始めてしまうんだけど(偏見)、そしてそういうのが強く快楽を齎すこともまた確かなんだけど、そういう発想を一切採用せず、己の目的をもって世界に踏み込んでいくだけだというのは非常に正しい感じがある。戦力比としては完全な蹂躙なんだけどそういう問題では勿論なくて。
 
モンスター娘のいる日常(8話まで)
 もっと単眼が喋ってくれてもいい。キャラとしてはケンタウロス氏が好き。
 大変テクくてかなり正解を選んでくれそうな信頼感がある分、卵産みの回みたいなラブコメ厨的観点からはスレスレ通り越してアウトな処理をされたりすると落差で過剰に駄目っぽく観えるというのはある。キャラ増やせば増やすだけキャラのかわいさの演出は難しくなると思うので後半には技巧的な期待を寄せておきつつ。
 
ToLOVEるダークネス2nd(8話まで)
 観測範囲内で僕しか観てねえ。多分。
 エロとかいらないのでキャラの自意識の揺れをみせて欲しい、という意味ではヤミとメアのぎこちない対話とかネメシス絡みで弱気になるモモなどが大変おいしゅうござるという感じではある。西園寺とララが完全にモブと化してるのはいい加減マジでどうにかした方がいいと思う。
 
てーきゅう(57話まで)
 てーきゅうの感想とかどう書けばいいのかわかんねえ……。
 五期は主題歌もアレだしまりも先輩フィーチャーかと勝手に思ってたんだけど、実際にはゆりちゃんとかなえ先輩を主軸に話を回してる……のかなあ。かなえ先輩のポテンシャルを結構低く見積もっていたことを思い知らされた。なすの先輩は案外役割を持てないっぽいという事実も明らかになってる気がするけど、そこらへんは自覚的に回してるように観えるので、期待。
 
WORKING!!!(8話まで)
 佐藤さんに萌えるアニメですね。
 相馬さんの強度を下げつつ山田兄を導入、各キャラに少しずつ察しのよさと勇気を分配して、意が通る世界にしてあるってことなのかなあ。話数結構余裕なさそうだけど、最後まで綺麗に閉じてくれるなら文句はない。
 
干物妹!うまるちゃん(8話まで)
 お兄ちゃんが大好きな妹の話ということに(途中で)なった。
 妹はお兄ちゃんが大好きなんだよ、というコードを敢えて拒否するという意味では俺妹に似た期待を寄せる対象ではあったんだけど、途中からうまるちゃんはお兄ちゃんが大好きということになってたのでそういうチャレンジャブルなサムシングを期待する向きにはあんまりよくないかもしれない。個人的には収まるべきところに収まったかなあという(そもそも原作漫画でどう推移したのかもよくわからんのだが)。
 橘シルフィンフォードちゃんは今期最萌えキャラ確定。
 
わかば*ガール(8話まで)
 途中からまともに観られるようになった。日々是修行ってことだね。
 突っ込みが時折ガチで辛辣なんだけど、きんモザほどにはディスコミュが基調というわけではなくて、そこにつらさが生まれてるような気はする。気のせいかもしれんが。
 
・実は私は(8話まで)
 キャラが出揃ってからは非常によくなったんじゃないかなと思う。メガネ幼馴染氏の話なんかは相当厳しかったし。
 ぽんこつ揃いにすることで恋愛を遅滞させるというアレ。
 
ミス・モノクローム(5話まで)
 おはクローム
 一期とは良くも悪くも全く違う作品になってるっぽいので一期で敬遠してた向きにも薦めたい。
 
・QTFII(9話まで)
 声優ラジオってこういう感じなんですかね(聴いたことなし)。
 細谷佳正氏の発言が滑るかどうかがバンブルビーとロックダウンの反応次第、というのはちょっとどうかなという気もする。生殺与奪を握りすぎというか。もうちょっと自然に絞り出されたオイルを鑑賞したいですよね、というのはあるよね。