ビビッドレッド・オペレーション 6話

 友情を原動力にした兵器、という時点で邪悪ではあるのだけれど、友情を原動力にした兵器を強化するために友情を後押しする、まで行くともはやすげー! 邪悪だー! と歓声を上げるほかない。一色家、母もなんだか強度ありそうなので、やはり妹の癒しっぷりが強調される結果となる(ビビッドピンクはよ)。あとアレ、人の気持ちを弄ぶな、などと怒ってくれそうなキャラがれいちゃんくらいしかいない辺りマッポーであった。大人組含め。
 ストライクウィッチーズは戦時下の話で、戦局は割と洒落にならんレベルで悲惨。なので、ネウロイが襲来しておらず訓練時間でもない限りは、逆説的に、限界一杯までコメディやほのぼのをブチ込むことが出来ていた。……と、ビビオペ観ながら気付いた(たぶん100万回既出)。差し迫った脅威が日常の幸せを保証してくれる/許してくれる、とかそんな。で、ビビオペは日々の生活と戦闘シーンと世界の謎との境界線が現状わかんないせいで、SWのように観ていると無駄に思考リソースを持っていかれるというか、割り切って楽しめない感じがする。そこら辺は意識的にぼかしてるんだろうなーとは思うし、SWと同じ回路で観ようとするのがたぶん間違い、なのでやっぱり僕個人の問題なんだろう。
 自分に言い聞かせないと善行ができないれいちゃん。かわいいのだが、断トツで酷薄な構図に押し込まれてる子なので、かわいさをprprすることすら憚られる感。なので敬礼とかしておく。
 画面の話をすると自動的にひまわりちゃんのおっぱいに帰着せざるを得ない。
 アッラーは流石に止めろよ誰か、と思いました。
 
 6話と関係ない雑感。
 2話まで観た時には「あおいちゃんに関しては既に友達だったからともかく、なんで友情パワーで駆動する兵器を複数個あらかじめ作ってたの?」とか思ってたのだけれど、あかねちゃんのユウジョウ・ジツの凶悪さを見込んでの選択だったように3話以降では再解釈されるので、むしろそういう風に考えさせてしまうあかねちゃんの強度すげえなあと思った。
 あと、アローンってまんま独りぼっちのAloneで、友情パワーで戦う相手として孤独を置いてるんですね、とようやく気付く(1話で気付けないあたりが最高にアホ)。どのくらい沢山の意味が掛かってるのかは現状よくわからんところ。あと名称は一色博士の独断ってことでいいのかな。だとすると、などと議論を伸ばしていく感じの。
 赤と緑は補色なので黒と関係あるのかな? と最初思ってたけど、ドッキングは混色ではなく染色っぽいので何も関係なさそう(こういう時、主人公は白=無地のキャンパス、と設定するのが直感に反さないような気がするんだけど、なんで赤にしてるんだろうか)。