咲 2話まで

 治水モードの龍門渕透華さんのヤバさについては何度かTwitterとかで書いたんだけど、また書いておく(思考の整理)。
 本人が原村和に対抗意識を燃やすデジタル・理論派の打ち手であること、また極度の目立ちたがり屋であり波乱を常に巻き起こしたいと願っていることから、場をひたすら静謐に保ち、かつ本人の意識が失われた状態で無双する治水モードは彼女の美意識と非常に強く衝突する。本人がギャグ顔でこんなの認めませんわー! とか言ってるからギャグで済んでるんだけど、実際には割と洒落にならなくて、天与の能力と理想の自分の像とが完全にカチ合ってしまっている。ぱんぴーの精神性でありながら本質的には魔物であるという、このエッジィな在り方がどう機能するか。全国個人戦編が超楽しみであるといえる(何年後かは知らんが)。
 龍を飼い慣らす=意識アリの治水モードってのがベタだけど立せんせーがそんな単純なことやるとも思えんしなー。
 あとアレ、なんだかんだで合宿でも馴染んでた天江衣さんだけど、治水モードの龍門渕透華さんを歓迎しているあたり、メンタリティはやっぱり常人と違うんだなーという感じがある。一ちゃんが明確に治水モードを警戒しているのと好対照であり、更に言えば風呂場のシーンで純君は治水に否定的、その後のシーンでの咲さんは肯定的で、ぱんぴーと魔物勢とで綺麗に反応が分かれている(サンプル少ないんでこれだけだとアレだけど)。
 結局のところ、個人戦編が始まるまではなんとも言えんよなー。
 声。大方違和感はないのだけれど、ダヴァンさんは思ってたよりずいぶんとかわいい声をしてた。あとガイトさんは映像付きだと本当にイケメン。